ボクが考える発達障害の捉え方

こんにちは! ハジメです!

 

今日はボクなりの発達障害の捉え方について書いていきます。

(需要あるかわからんけど、とりあえずアウトプットだ!)

まずはボクが思う「この捉え方は違うんじゃないかなー」というのを挙げていきます。

 

 

<障害は「個性」だ>

はいコレ、よく聞くというか聞こえはいいので頭に残るヤツですね。

もちろん「よく聞くよ!」という人もいるかと思います。

 

ボクはこの考え方(捉え方)に否定的です。

『個性』という言葉の意味はwikipediaには

個人や個体の持つ、それ特有の性質・特徴。特に個人のそれに関しては、パーソナリティと呼ばれる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%80%8B%E6%80%A7

と、あります。

 

ボクは「言葉としては間違ってないかな・・・」と思います。

けど、『障害』という健常者(定型発達者)に劣っている部分を、

なんとかしてプラスのほうに持っていきたい、とか

差別や偏見を避けようとして無理をして強がっている感じがするのでボクはイヤです。

 

そもそもコレを最初に言った人は障害のことをちゃんと考えていたんですかね・・・。

誰が言ったか知らないけども・・・。

『障害は「個性」』と言い切るカタチになっているので障害と向き合うことを

やめているような・・・『障害は治らないから、このままでしかいられないから

障害と向き合う(日常生活や仕事を工夫して乗り切る)のをやめよう』と、

言っているような気がします。

『悪いところがあるけど治らないからそのままね』という

なかなか残酷な感じがするような・・・。

(ボクの考えすぎですかね、言葉の裏の意味をどう解釈するかは人それぞれか・・・。

イヤでも『治らないからそのままね』、は完全に考えすぎですね・・・。)

 

それに『障害は「個性」』と言い切っても聞こえがいいだけで

障害のことを考えられない、

「個性」という点で終わらせてそれ以上のことを考えなくていい、

考えることを放棄しているように感じます。

 

 

なのでボクは障害を「個性」という点で終わらせないで、

障害を『一生付き合っていく特性』として俯瞰して見ていく、

向き合っていかないと人として成長できないんじゃないか、と思います。

 

なのでぼくは障害を俯瞰して全体を見れるようにこの捉え方を考えました。

 

 

<個性が障害>

コレです、単に言葉を言い換えた感じに見えますが・・・

うんコレ、言い換えただけだな。(笑)

(強いて言うなら『は』を『が』に変えたというのもあるけど。)

 

ただ『障害は「個性」』、と障害をとりあえずちょうど良さげなところに置く、という

感じよりもストレートにもう『個性が障害』、としたほうが

『障害はその人の個性の一つ』という感じで見られる、解釈できるんじゃないかなー、

と思うのです。

 

もっと言うと、

『障害はその人の個性の一部・一端であって良いところ・悪いところ両方がある』

というような解釈です。

 

この悪いところだけじゃなくて良いところも見ようとする、というのは

『障害は「個性」』という捉え方ではできません。

これは聞こえはいいですが(さっきも書きましたが)障害と向き合うことをやめている、

障害を見たくない現実として「個性」という隠れみのに隠してしまっています。

結果として『障害』に対して暗い、ネガティブなイメージしか持てなくなっているから

良いところは見れずに悪いところしか見えないのです。

 

でも『障害が個性』、という捉え方をすると『障害の悪いところばかりじゃなくて

良いところも見えてくる、良いところを見ようとする・探そうとする』ことが

できると思うのです。

 

さっきから障害の良いところ、と書いていますがこれは障害をポジティブに考えてみるということです。

例えばADHDの人だと特有のこだわりや興味限局傾向がありますが、

そこをポジティブに考えると、自分が興味があることにはとことん集中でき、

知的好奇心が強いといえます。

 

もちろん同じ障害名であっても、症状の現れ方はいろいろ複雑だったり、個人差も

大きいですが、それでも自分の障害の良いところを見ようとする、

ネガティブに障害の悪いところばかりを見るんじゃなくて障害に対してポジティブに

肯定しようとする、良いところも見ようとする、悪いところばかりじゃないんだ、

という姿勢がより良い生きやすい生き方につながるんじゃないか、とボクは考えます・・・。

(最終的には障害がある自分を愛せるかどうかで人生の充実度も変わると思います)

 

 

<あとがき>

障害のことを書くのは難しい感じがしました。

第一ボクは自分が発達障害じゃないかなー、と思っているだけで

まだ病院には行ってないし・・・(本で発達障害のことを調べたりしてますが)。

障害の捉え方についていろいろ書いちゃっていいのかな・・・、という思いも

書いている途中に出てきましたが、とりあえず自分の考えを出そう、書いちゃえ~、

という感じで書きました。

 

大部分で『障害は「個性」』という捉え方について否定・批判してましたが

別に『障害は「個性」』っていう捉え方でいいじゃん!気になんないよ、という人も

いると思います。

人の捉え方は人それぞれだと思うのでそれに対してはとやかく言いません。

意見や主張を押し付けません。

ただこういう捉え方もあるんじゃないか、というのを伝えたいだけです。

 

・・・誰もが生きやすい世の中になったらなー。

誰にでも自分にしかできないことがあると思うんだけどなー。

 

来月病院に行ってみようかな、と考えています。

 

 

終わり